聞く子が育つ教室で、教師がしていること

ノウハウ


はじめに


こんにちは、とみーです!


ブログを開いてくださり
ありがとうございます。


さて、
教師なら必ず一度は、
こんな悩みにぶつかると思います。


「子どもが話を聞いてくれない」


こちらは一生懸命説明しているのに、
視線はバラバラ。


話し終えた後には、
「先生、何すればいいの?」
と聞かれる。


その瞬間、いらっとして、
「今、言いましたよね?」
「二度は言いません!」


と言ったことのある先生も
少なくないのではないでしょうか。


小学校では
身につけさせたい力
ランキング上位に君臨する


「聞く力」


高学年であっても
話の聞けない子が多い!
という学級もあります。


特に落ち着きのない学級では
ここが顕著に表れているように
感じます。


「聞く力」は才能でもなく、
鍛えていくものなのです。


しかしそれは教師の力技だけでは
身につきません。


子ども自身もしっかりと
「聞く力」を鍛えるための
基本があります。


育て方と教師の工夫次第で
「聞く力」は確実に伸ばせます。


そこで今回は
・聞く子を育てる子どもへの関わり
・聞く子が育つ教師側の工夫



この2つの視点から、
具体的な方法を紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。


なぜ「聞く力」は大切なのか

① 学力に直結する


話を聞けないと、
学習中の説明や問いも
途中で落ちてしまします。


すると
「分からない → 手が止まる
 → やる気が落ちる」
という悪循環になり


学習に取り組むことが
難しくなります。


クラスを思い出してみると
数名、頭に浮かぶ子が
いるのではないでしょうか。


聞ける子は、
先生の一言や友だちの発言を
材料にして考えることができます。


説明も理解できるので
学習が楽しいのです。


意欲も高まり結果
学習への理解が高まります。

② 指示が極端に減る


聞く力が育つほど
指示は少なくなります


一度に理解することができ、
「追加の説明」が必要ないからです。


逆に一度の指示が聞けずに
教師が何度も話してしまうと、


時間もかかり、
子どももより混乱し
理解できなくなります。


また、


教師が普段から問いかけるような
関わりをしていれば、


「今、何をすればいいか」を
自分で考えながら動くことも
できるようになります。


結果、教師の出番は最小限で
済むのです。

③ 人間関係が安定する


トラブルの多い子は、
大抵相手の話を最後まで聞けずに
途中で口を挟んでしまいます。


きっとあなたも、
そのような場面に立ち会ったことが
あるのではないでしょうか。


話をしていた子も途中で口を挟まれ、
感情が高ぶり


もっと大きな喧嘩に発展して
しまうということがよくりあります。


逆に


相手の話を最後まで受け取れる子は、
衝突が減り、トラブルがあっても
解決が早くなります。


小さなトラブルを
話し合いで解決できるクラスこそ
「聞く力」も育っているのです。

④ 行動や活動がスムーズになる


話を聞いている子は、
次に何をすべきか
行動が見えています。


子ども自身、見通しが立つと
やることが理解できているので
行動力も上がります。


「やることって何だったっけ?」
「次は何するの?」


とはなりにくいので
結果として活動量や経験が
増えていきます。


このように「聞く力」を鍛えると
・授業がスムーズに進む
・指示の出し直しが減る
・友達トラブルが減る


そんな変化を
実感できるようになります。


「聞きなさい」と注意を続けても、
状況は変わりません。



聞けない状態が続くと、
・授業が分からない
・行動が遅れる
・友達とのすれ違いが増える



という悪循環に入ります。
だからこそ、聞くことは
重要度の高い力なのです。


では、この「聞く力」は
どのように育み、鍛えていけば
よいのでしょうか。


今回は一番基本となる部分を
お伝えしていきます。


私自身、若い頃は
「どうして聞かないんだろう」
と、子ども側だけに
原因を求めていました。


しかし、聞く力は
子どもと教師の共同作業だと気づき、
学級の空気は大きく変わりました。

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聞く子を育てる基本~子ども編~


① 今していることをやめる

聞くための第一歩は、
手と心を止めること。


「まず、手をお休みしよう」
この一言で、切り替えが生まれます。

② 話す人に体を向ける

体の向きは、心の向き。
体を向けるだけで、聞く姿勢が整います。

③ 話す人の目を見る

目を見ることは、
「あなたの話を大切にしている」
というメッセージになります。

④ 前置きする

「大事な話をするよ」
「ここ、あとで使うよ」
聞く準備を促す一言が、
集中力を引き上げます。

⑤ 聞き方をほめる

「今の聞き方、素敵だったね」
内容ではなく、
姿勢をほめることがポイントです。

※注意点
特別な配慮や支援が必要な子に、
無理に同じ形を求める必要はありません。
「できる形で聞く」を大切にしましょう。

Happy African teacher communicating with her students during a class in the classroom.

聞く子を育てる基本~教師編~


① 短く・具体的に話す

話が長くなるほど、集中は下がります。
一文一指示を意識するだけで、
聞く姿が変わります。

② 抑揚と“間”をつける

ずっと同じ調子の声は、
子どもには子守歌。
大事なところで一呼吸。
それだけで、耳がこちらを向きます。

③ 絵や図を使う

耳だけでなく、目も使う。
理解が深まり、
聞く意味が生まれます。

④ 会話・対話をする

一方通行ではなく、
「どう思う?」
「今の話、どうだった?」
問い返しが、聞く力を育てます。

⑤ 話す・聞くが回る仕組み作り

ペアトーク、発表の型、聞き役の役割。
クラス全体で「聞く文化」を
つくることが大切です。

まとめ


「聞くこと」は、
学習に必要な力だけでは
ありません。


相手を理解し、
良い人間関係を築くための
土台
になります。

まずは明日、
自分の話を一つ短くする
聞いている姿を一つほめる
そこから始めてみてください。

教師の成長は
子どもの「聞く力」を
必ず高めていくことができます。


とみー

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