あなどるなかれ!最低限チェックすべき教室環境5選!

ノウハウ


はじめに


こんにちは、とみーです!


記事を開いてくださり
ありがとうございます。


突然ですが、
ここで1つあなたに質問です。


AとB、どちらの教室環境が
今の自分のクラスに近いでしょうか。



A:床にごみが落ちていて、
机の中がごちゃごちゃ



B:床もきれいで机の上も
すっきり整頓されている



もし「Aかも…」と少しでも感じたなら、
危険信号が出ている可能性があります。


今回は、学級経営を静かに、
しかし確実に左右する
「教室環境」についてお話しします。


教室環境については
おそらく初任の頃から
耳にたこができるほど


聞かれている言葉だと
思います。


しかし現実は、
授業や学級事務など


目の前のやるべきことが多く、
「教室環境を整える」ことは
後回しに・・・


そんな先生が多いことも
珍しくありません。


学期末の大掃除週間に
まとめてやっちゃおう!


なんて人も
少なくないと思います。


・整頓苦手なあの子の身の回り

・絵の具セットや習字道具を置く
 共有棚の乱れ



気になってはいるけれど、
正直その時間を取ることも
難しい・・・


そもそも整理整頓なんて
なんの教育効果があるの?


かつての私も
そう感じたことが何度もあります。


しかし経験を重ねる内に
「教室環境」が持つ意味の
重要さに気付くことができました。


正直に言います。
これは即効性のある取り組みでは
ありません。



なぜなら、子ども達の
「意識」に働きかける
ものだからです。



ですので、
植物に毎日水やりをするように
毎日少しずつでも



継続していくことが
結果を生み出す鍵になります。



今回この記事を読むことで、


・なぜ教室が荒れ始めるのか

・叱らなくても秩序が保たれる理由

・子ども達の行動が変わる“環境の力”



がわかるようになります。



逆に、
教室環境を後回しにすると、


・注意しても改善しない

・指導が効かなくなる

・クラスが荒れ始める



そんな環境を作り出すことに
なってしまいます。


環境を整えることは、
最もコスパの良い
学級経営
なのです。


「今までそんなこと考えてなかった」

「教室環境を整えることに
 どんな意味があるの?」


少しでも気になった先生は
ぜひ読み進めてみてください。

「割れ窓理論」


ここで最初に紹介したいのが
「割れ窓理論」です。


一度は耳にことがある先生も
多いのではないでしょうか。


これは、

「割れた窓を放置すると、
 やがて建物全体が荒れる」

という理論です。


具体的には、
割れた窓ガラス1枚を放置すると、
その建物が管理されていないと見なされ、


さらに窓ガラスが割られ、
最終的には街全体が荒廃する
という考え方です。


小さな無秩序が大きな無秩序を招く
という点が特徴です。

この理論は、アメリカの犯罪学者
ジョージ・ケリングによって
提唱されました。


人間の行動が環境に大きく影響される
という考えに基づいています。


教室に置き換えると、


・ごみが一つ落ちている

・掲示物が少し破れている



その“小さな乱れ”
「まあいいか」と放置することで
規律全体が崩れていきます。


私自身、教室環境を意識
するようになってから、


子ども達が良い環境を保とうと
意識する姿が増えました。


これには正直驚きでした。


環境は、教師の代わりに
語ってくれる存在になるのです。

「教室環境」がもたらすもの


先ほどの「割れ窓理論」に
あったように、


教室環境は、
学級の秩序と安心感をつくる土台
です。


ですから、


・教室にいつもゴミが落ちている

・掲示物が破れている

・共有棚が整理整頓されていない

・カーテンが汚れている

・電球が切れている

・窓が汚れている



このような状態では、


静かに
子どもの「心を乱していく」
要因となるのです。


では、教室環境を整えるためには
どこをポイントとして
整えていけばいいのでしょうか。


次から具体的に
5つを中心に紹介します。

教室環境チェック“5つ”


① ごみの放置

床に落ちた消しゴムのカスや紙くずは
落ちていませんか。


床にプリントや配布したチラシが
落ちたまま放置されていませんか。


拾う子がいればまだ良いのですが
割と大きな紙類にも気づけず


そのまま踏んで通り過ぎる
なんて子はいませんか。


ごみがある状態が“普通”になると
その環境が当たり前となり、


落ちていても拾わなかったり
簡単に横にぽいと捨てる
なんてことも起きてしまいます。


そうなると、
荒れは一気に進みはじめます。

② 掲示物の破損・汚れ

端がめくれたり、破れたり
色あせてたりしている掲示物は
ありませんか。


「あれ?ここ破れてたかな?」


この小さな違和感
大事にしましょう。


特に子ども達の作品は
注意深く見ておきましょう。



私も過去に
個人写真をのせた掲示物に
落書きがあるのを見つけました。


本人に事情を聞くと
「友達と悪ふざけした」
とのこと。


お互いが了承していても
他の人が見ると良い気持ちは
しない。


二人にはそう指導して
それ以降は落書きは
起きませんでした。


毎日少しだけ
意識を向けるだけで


人間関係のトラブルなどにも
気付きやすくなります。

③ 机や壁の落書き

小さな落書きほど要注意。
見逃される経験が、
行動をエスカレートさせます。


机も椅子も壁も
全て公共物です。


「あの子が書いていたから私も・・・」


なんてこと、
実は起きがちです。


実際に私が1年生を持った際に


「あの子に嫌なこと言われたから
 あの子のいすに文句を書いた」


ということがありました。


油性ペンで
書いてしまっていたため、


除光液を購入して
一緒に消しました。


なかなか消えず大変でした。


それでもその子には
「大変なことをした」と
感じてもらえたはずです。


早期発見するためにも
机間巡視を多く
行っていました。


机や椅子、壁などに
落書きをすることを


見落としたり、
見逃したりすると
モラルの低下に繋がります。


それは
「ルール守らなくても大丈夫」
という意識を育んでしまいます。


その状態がクラスに蔓延すると
手をつけられなくなるので、


普段からアンテナを張っていたい
ところです。

④ 机やロッカーの整理整頓

外は整っているのに、
中はぐちゃぐちゃ。


整理整頓が苦手な子、
クラスに数名はいると思います。


また、


普段は整頓できているのに
急にできなくなる子は要注意です。


理由は机や手提げ袋の中は
心の状態と比例している

場合が多いからです。


心が乱れると
身の回りも乱れ始めます。


さらに、物の紛失や破損にも
繋がることがあります。


机の横にかけた
パンパンの手提げ袋や


ロッカーから飛び出した物に
引っかかりけがや破損、
友達トラブルに発展する可能性も!


そうなる前に、


金曜日の帰りの会は
「整頓タイム」として
時間を取ると効果的です。


⑤ 掃除が行き届いているか

掃除は単なる作業ではなく、
「この場所を大切にする」行為です。


ゴミやほこりは隅や端で
よく見かけます。


トイレや靴箱も見えずらく、
手の届きにくいところが
汚れがちです。


短いそうじ時間の中でも
そのようなところに気づき
一生懸命そうじをしている子は


ぜひほめて、
教室にも広げましょう。



自分たちの教室や
いつも使っている場所は


「自分たちがきれいする」
そんな意識を育てたいですね!


カーテンの破れや蛍光灯切れ、
窓の指紋ふき、机やいすの破損、
壁の剥がれなど、


子どもが対応できない部分は、
必ず教師が動きましょう。

学校用務員さんや管理職に報告し、
修繕してもらうことも
立派な学級経営です。

子どもの“美意識”を高める


いつも教室がきれいで清潔。


机の中も手提げも必要なものだけあり、
ロッカーの中も整理整頓されている。


窓もピカピカで
光が入って明るい。


このような教室は
「居心地が良い」教室です。


明るく、清潔で、整理整頓された環境が
「心地よい」
と感じられるようになると、


逆に、汚れた環境を
「心地が悪い」
と感じる感覚が育ちます。


つまり、
教室環境を整えることは、
子ども達の美意識を育てること。


そして、環境が乱れたときに
「元に戻したい」
という内側からの力を引き出します。



窓に指紋がないと、
本当にピカピカです。


”窓に指紋をつけない”が
クラスの合い言葉になると


あれほど乱暴にドアや窓を
開け閉めしていた子も


丁寧に扱うようになります。


教室環境は子ども達の
意識に働きかけるもの。


その意識が
結果として行動に表れます。

環境の良いクラスは良い人間関係をつくる


教師と子ども、そして
子ども同士の関係を築くには


直接関係ないような気もしますが、


私はとても大切なことだと
感じています。


そもそも、


教室が汚れていて
散らかった場所で
良い人間関係は築けない
と思うんです。


「ちょっとくらい大丈夫」

「このくらいならいいや」


なんて放っておくと


教師のその意識が
子どもにも伝染
します。


無意識に知らぬ間に
外的環境の悪さは
子ども達の内側をむしばんでいきます。


“居心地の良いクラスは
みんなで作る”



定期的に整頓タイムを作り
習慣化しましょう。


金曜日はオススメです!
月曜日に整ったクラスで
週を始められるからです。


また


放課後はほぼ毎日
5~10分程度
教室を軽く掃きながら


机を椅子を整えたり、
落書きや掲示物の破損
チェックをしていました。


負担無くコツコツ
続けることが大切です。


教師の教室環境への拘りは
良い意味で子ども達に広がります。


ぜひ試してみてください!


とみー

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