はじめに
こんにちは、とみーです。
ブログを開いてくださり
ありがとうございます。
授業が始まっても、
なかなか切りかえが
できない子っていませんか?
・まだ遊びを続けている
・次の学習の準備ができていない
・ぼーっとして動き出せない
そんな時は、
「早く準備して」
「いつまで遊んでるの」
と言いたくなりますよね。
気持ちや行動を切りかえられずに
違うことをしていると
本人はもちろん、
周りの友達にも
プラスにはなりません。
授業開始が揃わなかったり、
例え本人を待たず
授業開始しても
おいてけぼりになって
しまいます。
でも実は、
切りかえができないのは
怠けているからでも、
わざとでもありません。
今回は、
切りかえが苦手な理由と、
叱らずにできる
具体的な支援を紹介します。
最後まで読んでいただければ、
・切りかえが苦手な子への見方が変わる
・無駄な注意や叱責が減る
・クラス全体の流れがスムーズになる
逆に、
理由を知らずに注意を続けると、
・子どもは余計に動けなくなる
・自己肯定感が下がる
・教師もイライラが溜まる
そんな、
悪循環に入ってしまいます。
ぜひ、最後まで読んで
あなたの教室で活かして
いただけると嬉しいです!
それでは、早速見ていきましょう!

切りかえは根性論ではない
切りかえが苦手な子に必要なのは、
気合や根性ではありません。
「切りかえるための手がかり」です。
切り替えられる仕組みやしかけを
作ることで少しずつ身についていきます。
なぜ切りかえが難しいのか
切りかえが難しい理由は、
一つではありません。
原因を探っていきましょう。
「切りかえ」という概念を未習得
大人にとって当たり前でも、
子どもにとっては
「何をどう変えるのか」が
分からない場合があります。
「切りかえましょう」
そう言われても
特に低学年はいまいちピンと
こないことも多いと思います。
この「切りかえる」ということを
説明するよりも日々体験的に
理解させてく必要があります。
学校のチャイムなども
切り替えるための合図の1つに
なりますよね!

学習への不安や苦手意識
「分からない」
「できない」
「めんどくさい」
そんな気持ちがあると、
無意識に次の活動を
避けてしまいます。
これは大人の私たちでも
経験があるはずです。
寒いから体操服に着替えるの
嫌だなぁ~
次は算数・・・。
本当に計算苦手だから
できない自分に落ち込むのが辛い。
苦手な教科や活動があると
どうしても一歩目が遅くなって
しまうのは当然ですよね。

楽しい活動を中断したくない
夢中になっている
最中に止めるのは、
大人でも難しいことですね。
子ども達が好きな教科やレク、
休み時間など、楽しく過ごしているときの
切り替えは簡単ではありません。
「あー!あともう少しだけ!」
「あと1回だけ!」
楽しい時間があると、
次への切り替えも難しくなります。

集中スイッチはすぐに入らない
気持ちと行動のギアを
切りかえるのには、
実はすごくエネルギーの
かかることだということが
わかっています。
人は1つのことをする状態から、別のことをする状態に頭を切り替えることが難しく、そのつどエネルギーを消費しています。切り替えにかかる負荷は思わぬストレスになり、切り替えがうまくできなければ同じ間違いを繰り返してしまうのです。
NHK出版公式note「本がひらく」より一部抜粋
ここで大切なことは
切りかえが難しいのは、
能力や意欲の問題だけではなく
脳科学的にも関係している
ということなのです。

切りかえ名人への道~具体的支援の方法~
① 視覚的な「切りかえスイッチ」を用意する
言葉だけの指示は、
切りかえが苦手な子ほど
通りにくいものです。
おすすめは、
目で分かる合図。
・時間割カード
・タイマー
・黒板に学習活動の見通しを書く
「今はここ」
「次はこれ」
が見えるだけで、
切りかえのハードルは
下がります。
切りかえだけではなく、
見通しも立ち、安心して
活動にも取り組めます。

② やることを固定して自動化する
毎時間やることを
1つ1つ指示だしするのではなく、
毎時間やることを固定化することを
おすすめします。
授業と授業の間の5分休み。
ここで、
「次の学習の準備をしましょう」
という声かけだけでは
全員は動きません。
ポイントは
「次の学習の準備までの
一連の流れに組み込むこと」です。
① 授業が終わったら
すぐ次の学習の準備
② 終わりの号令
③ 準備が終わった子から
トイレ、お茶タイム
という流れを習慣化しましょう。
習慣化させることで
子ども達は自動的に授業準備がで
きるようになります。
慣れてきたら5分間で
準備、トイレ、お茶まで
意識させたいですね。
習字や図工、体育など
準備に時間がかかる教科は
少し時間を長めに
取ってもいいと思います。
物の準備を先にしておくことで
気持ちを切り替えやすくすることが
できます。

③ 役割を作り“全員で取り組んでいる”意識を持たせる
先生だけが一生懸命説明したり
動いたりしても
子ども達の切り替え力は
身に付きづらいまま。
ここで上手く役割を作ります。
例えば、
切り替えが苦手な子には、
敢えて役割を持たせてみます。
タイマーのスイッチを押す係や
時間割のプレートを動かす係を
勧めてみるなど、
”自分事としての意識”が
生まれやすくなります。
また、
教師は”準備完了”したタイムを
黒板端などに記録しておくと、
子ども達の意欲も高まり、
「もっと早く準備しよう!」と
お互いに声かけをし合う姿も
でてきます。
「みんなでがんばろう!」という
意識の高まりが、少しの工夫で
出てくるようになります。
さらに良い行動をほめれば
子ども達の切り替え力は
意欲と比例して上がっていきます。
役割を持たせることで、
「クラス全体で動いている」
「みんなでがんばろう」
という空気が生まれます。
切りかえは、
個人の努力ではなく、
仕組みで支えることが大切です。

今すぐできる実践
明日からできること、
以下の中から1つ選んで
実践してみましょう!
・切りかえの合図を一つ決める
・タイムを計って記録してみる
・準備の流れを黒板に書く
・切りかえられた子を具体的にほめる
・切りかえ名人にインタビュー
(早く切り替えるコツや工夫を聞く)
「切り替えできていないよ!」
と真っ正面から指導するよりも、
ゲームのように、みんなで
協力してミッションクリア!
そんな雰囲気で取り組んでみると
いつの間にか楽しく
切り替えられていたりします。

まとめ
切りかえが苦手な子は、
困らせているのではなく、
困っているのです。
だからこそ、叱る前に、
環境やしくみを整える。
脳の仕組みも理解した上で、
子どもが「できた」と感じる瞬間を、
教師がつくっていきましょう。
そして、
少しゲーム性を持たせて
楽しく取り組むのもコツです。
楽しく取り組めば
継続もできます。
指導だけではなく
楽しく取り組める仕組み作りも
大切な教師の力ですね!
是非クラスで取り組んでみて
ください!
とみー



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